大腸がんは特に女性がなりやすいといわれています。その原因としては、女性ホルモンが関係しているのではないかといわれていたり、内視鏡検査に抵抗がある女性が多く、がんの発見が遅れるということが原因として考えられていますが、まだ原因がしっかりと特定されたわけではありません。しかし、大腸がんの発症率には、食生活の変化が欧米化した点が大きく関係していると考えられ、今後も増えていくということが予想されています。特に、野菜不足であったり、脂肪の多い食品を多く食べるようになると、大腸がんのリスクが高まるといわれています。
また、食生活だけではなく、運動不足の人も大腸がんになるリスクが高まるといわれています。ですから、若い時からバランスの良い食事と適度な運動を心がけていくということが大腸がん予防には必要になってくると考えられます。さらに、これらの要素に加えて大腸がん検診をすることによって、たとえ大腸がんになってしまっても、早期にがんを発見することができます。大腸がん検診は40代頃から受けることが推奨されており、より万全を期すために5年に一度は内視鏡によるがん検診を受けた方が良いとされています。
大腸がん検診を定期的に受けていれば、まだがんがあまり進行していない状況で発見することができるので、その後に適切に治療をすれば、十分完治されることが可能です。最近では、大腸がんなどの代表的ながんについては、公的な機関で、それほど費用をかけることなく検診を実施していますから、申し込んでみると良いでしょう。渋谷の内科のことならこちら